中○病院 その2 2/5


やはり一階もダンボールの荒らしです。
この先も家具やらで進めそうにありません。


ここをよじ登れば中へ行けそうです。中は妙に広い感じです。
もちろん窓は土砂で埋まってますから真っ暗です。フラッシュの光で一瞬だけ部屋の全容が見渡せます。


あ、カレンダーがあります!
カレンダーは廃墟年齢を知るのに良い手がかりです。


廃墟暦5年、といったところでしょうか。
その割に荒れてないのは潜入難易度がかなり高めだからでしょう。
あのやくざっぽい作業員さんたちに見つかるとちょっとただでは済まない感じですし・・・。


右側を見ると、食器棚がなぜかあります。
お茶でも飲んでいたのでしょうか。
右側の黒くなっているのは冷蔵庫が置いてあった跡っぽいですね。
左側の窓は土砂で覆われているのがわかります。


入って左側奥に行って見ると、ロッカーやら机が置いてあり、そこになにやらいろいろ置かれていました。これらはなんらかの資料だとは思うのですがなんだかよくわかりません。
医療事務関係の知識があれば・・・。領収書とかはわかるんですけどね。


振り向いてみると窓から例によって敷き詰められているダンボールの層が見えます。
どうやらここは病院の受付カウンター内だと思われます。


この先のさらに奥に部屋があるのですが、こちらはなんだかいろいろ資料のようなものがちらばっています。
とりあえず手にとってみると・・・


これは・・・?
写真が下手でぼやけててよくわからないのですが、どうやら裁判所に提出するための書類の
ようです。やはり事件によるものなのでしょうか・・・。


こちらは・・・?
なんかの下書きの原稿のようです。
潜入でいっぱいいっぱいになってるためにまたーりと内容を読んでいる余裕がありません
でした。写真ではフラッシュで明るく写っていますが、ここは懐中電灯以外の光源はない
完全な暗闇の中です。とにかく1秒でも早く逃げ出したい気持ちでいっぱいです。


奥の部屋に行ってみました。
本やら診察道具やら置いてありますね。


反対側の壁を見てみると棚に引き出しがたくさんついています。
これは薬品棚ですね。


よく見ると薬の名前がわかります。
調べてみると主に抗精神病薬や眠剤の名前が並んでいます。
赤文字は例によって劇薬です。まあ、当たり前ではありますが薬は残っていませんでした。


薬の棚の左側にはこんなものが。
これってミニストップのかりかりまんかなあ?
積んであるダンボールがなだれ込まないようにしてあるんだと思います。


こんな真っ暗なところに青々とした観葉植物が!
と思ったらよくみると当たり前ですがニセモノでした。
廃墟の中に造花があったりするのも朽ち果てずそのままの姿を残しているのがその場に
そぐわないものです。